2024年7月23日火曜日

また地獄のオオルリボシヤンマ観察始まる(パソコンで読んでください)

 7月23日までの観察で新たにわかったこと
 また私にとって、悶々とする季節が始まりました。今年こそ何とかならないもんかねえ。今年も待ったなしで難敵オオルリボシヤンマの羽化時期を迎えました。
 今のところ、昨年とほぼ変わらない時期に始まった羽化はいよいよ終盤に入り、♀の比率が高まってきています。
                 
                   観察地景観 段々に5つの池がある

 さて、羽化期間(昨年だと20日間)の前期までは羽化した池に終日、本種の姿は見られません。しかし、7月18日(今年の羽化開始は7月8日)の15-16時の間に初めて2頭の♂が池の中や周辺を高速で飛び回り、すぐに姿を消すのを目撃しました。以後、午前、午後を問わず不定期に2,3頭の♂が同様の飛翔をおこなうようになりました。これは採餌のための飛翔ではなく、飛翔能力を高めている、いわば訓練?を行っているように思えました。どの程度の熟度か捕まえてみたかったのですが、何時飛んでくるか全く予想できず、また飛び方が速くすぐに居なくなってしまうため捕獲出来ませんでした。

 つぎに羽化期間における未熟個体の黎明、黄昏の飛翔を観察してみました。まだこれは途中なのですが。翌日の19日の観察では早朝4時過ぎに最初の個体(多分♂)が飛び始め、すぐに数匹に増えました。最初は池、周辺を明らかな採餌を目的とした飛翔で上下動が大きいやや俊敏な飛翔でしたが、やがて池上空2,3mを非常に高速で飛び回るようになりました、これはさほど長い時間ではなく、黎明時の飛翔は約40分続きました。高所を飛び回る個体はありませんでした。
 一方、その日の黄昏飛翔は19:00から始まり20分続きました。飛び方は黎明の時とは異なり、池の水面上50cm以下を行きつ戻りつする個体と上空1~2mを飛ぶ個体が見られました。そこでそれぞれを捕獲してみると、成熟度が異なることが分かりました。
                    

 写真の上の方が黄昏時、水面低く飛び回っていた個体、下が池の上空を飛んでいた個体です。下はかなり成熟度が体色に関しては進んでいることが分かります。また写真にはあげれませんでしたが、この日は羽化後間もないようなまだ体や翅が柔らかい個体も複数得られました(これも水面低く飛び回っていました)。
 一見いろいろな日齢の個体がごちゃ混ぜに飛んでいるように見えましたが、オオルリボシヤンマは日齢ごとに飛ぶ高さをそれぞれ変えて(干渉を避けて?)飛んでいることが分かりました。
 これらの個体がこの池、地域で羽化したのかは不明ですが、案外、本種は羽化後あまり羽化地を離れず、周辺の森で過ごし、周辺で朝夕活発に飛翔活動しながら成熟するのかも知れません。








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